本日2月9日は立春の次項、黄鴬睍睆(うぐいすなく)、七十二候の2つめの日です。
山里などで、鴬が鳴き始めることで、春の訪れを知らせてくれます。
鴬は別名、春告鳥(はるつげどり)ともいわれ、
鴬の鳴き声が聞こえることで、あぁ、春がきたんだね、と思えるわけですが、
鴬なんて、どこにもいません。
いるのは、スズメにカラス、大通公園周辺に鳩がいるくらいで、
チュンチュン、カァーカァー、ポッポーポッポーポー(トゥットルートゥトルー)しか聞こえてきません。
日本でも、暖かい南の地方から、聞こえてくるのでしょうが、
今は、まさに日本全国、大寒波の襲来中で、それどころではありません。
北海道は道東地方では、十勝の陸別町や空知管内の占冠村でも氷点下30℃を下回ったようで、
今が寒さのピークでもあります。
札幌でも、8日は、最高気温が氷点下8℃という、そんなさなかに、
当店では、半分外のような状態で、バックカメラを取付し、
配線をジャバラの中に通して、室内側へ引き込みながら、
寒っ!寒っ!と言っているような毎日の中、
わずかでも、寒さがやわらいだ瞬間は、
とてもありがたく感じることができるから不思議です。
少しづつ、少しづつ春に向かっている最中なのだと、実感できるから、
氷点下0度の日などは、今日はあたたかいね、と喜んで、外で動き回れるのです。
スズメやカラス、鳩の鳴き声を聞きながら、鴬が鳴くのを待ちわびながら。
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