エアコン効かずにて入庫。
エアコン修理のフローチャートはエアコンガスの漏れか電気回路の不具合のいずれか。
修理ポイントの切り分けとして、エアコンゲージを接続して、ガスの有無や規定量の確認をすることから始まります。
エアコンゲージにて確認のところ、ガスが入っていない状態、ガス漏れと判断。
ここで確認しなけらばならないことは、ガス漏れ修理後にエアコンが正常に作動(コンプレッサが入るか)するかを予め確認しておくこと。
エアコン修理は、ガスが漏れていれば当然漏れ修理となるが、修理後にガスが充填されてもコンプレッサが作動しない、あるいは冷えがぬるい等、様々な複合された不具合が発生しやすいため。
今回のケースではいったん規定量の2/3くらいエアコンガスを補充してコンプレッサの作動確認、冷え具合の確認してから配管の漏れ箇所の確認へと作業を進めます。
ガス漏れ点検の方法にもいくつかあるが、今回はすでに蛍光材が封入されていたため、紫外線ライトを
照射して漏れ箇所の確認をします。
結果、車両左後方、下部に渡る配管からの漏れを確認。
あわせて他の漏れ箇所点検を実施、異常なしにて、不具合配管を交換
交換した配管は、1Mくらいの長さのため、配管の取り出しに苦労するところ。
無事交換後、エアコンは冷えるようになりました。
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