平成22年式 スズキラパン(HE22S)に、カーナビの取付にて入庫です。
あわせて一緒に、バックカメラ、ドライブレコーダーもオーダーいただきました。
この自動車は軽自動車の中でも、人気のある自動車ですね。
ボディカラーも明るい緑色で、とてもかわいらしい自動車です。
人気があるのもうなずけますね。
取付するカーナビはパナソニック社製品で、
カーナビ本体がCN-RX04D。
ドライブレコーダー、CA-DR02D
バックカメラ、CY-RC90KD
USBのカーナビ本体への接続用として、CA-LUB200D
こちらもパナソニック純正品です。
オーディオハーネスと、各種信号用ハーネスは
当店にて用意いたしました。
純正品から社外オーディオやカーナビへ変更の際は、
純正オーディオパネルが必要です。
こちらは、お客様にてお調べ頂き、あわせて用意頂いたものです。
製品がそろったところで、さっそく取付の開始です。
まずは、ダッシュパネルまわりを養生していきます。
この車両はなかなか取り外しが大変でして、道具を入れる隙間もなければ、
手で引っこ抜くこともままなりません。
最近は各種メーカーさんから、車種別のサービスマニュアル等が公開されていまして、
参考にすることも多いのですが、どれも、手で引っこ抜くとか書かれていて、
「えー、どうやって引っこ抜くのさ!」 と、四苦八苦しているうちに、スコンっと抜けてきました。
あの手この手で、パネルを取り外そうと、内装パネルの取り外し用工具達にも
総動員してもらいましたが、どれもうまくいきません。
無事、パネルまわりが取外れてくれました。
なかなか爽快な光景ですが、ここまでくるのに結構時間をかけてしまいました。
パネルにキズ等をつけてしまっては100年目なので、神経すり減らしながらの作業です。
もともと無神経なので、すり減らす神経もないはずなのですが。
本日の取付活躍の工具MVPはこちら。
ストレイト社製品の、金属製内張りはずし用ヘラです。
左側の絶妙な角度で上側を向いており、この角度でチョンチョンと隙間から差込み、
パネルを引き上げることが出来ました。
この工具がなかったら、まだ取り外してたかも知れません。
さて、パネルが取り外しできましたら、各種アンテナと、カーナビ用のマイクの設置です。
このマイクの設置場所は、よく運転席側のバイザー等に取り付けするものなのですが、
バイザーと天井パネルの距離が長く、配線が隠すことができません。
そのため、一旦バイザーを取り外して、配線をうまく隠せないかみてみることにします。
マイクを固定したのち、バイザーの裏側に配線を通してみます。
バイザーを固定する取付口の隙間から配線を通せば、うまくいきそうです。
バイザーを閉じた様子。
こんな感じでどうでしょうか。
マイクはバイザーの外側に設置しましたが、
万一、うまく音声を拾わない等に対応できるようにするために、
少しほど、マイクの配線を長めにとっておき、天井パネル内に収めておくことにしました。
これで、マイクの設置面を簡単に変更することができるはずです。
そうこうしているうちに、ダッシュボードの上が、作業テーブルになってしまいました。
ちょうどいい高さで、平面だったものでして。
TVアンテナの配線引き込みの様子。
あわせて、GPSアンテナと、ドライブレコーダーの配線もまとめて行きます。
助手席側サイドピラーにひいた配線の様子。
作業が終わったところから、内装まわりを復元していきます。
少し見えにくいですが、TVアンテナも貼り付け済みです。
フロントガラス周辺の配線作業が終わりましたので、
バックカメラの配線をひいていくことにします。
この製品は、カメラ部とメイン配線部が切り離せるようになっているため、
メイン配線部を先に、後ろ側からひいて、助手席側までもってきます。
先に、カメラ配線をカーナビ裏側までもっていき、
純正ハーネスにあわせていきます。
必要配線等をすべて引き出しておいておきます。
さて、バックカメラの本体設置に取り掛かります。
メイン配線部を後方までひいておきます。
取付けるバックカメラを用意します。
バックカメラ配線をどのようにして、外側に引き出そうかなと考えていたところ、
ちょうどいい具合にグロメットがありました。
ナンバー灯の配線のグロメットのようです。
このグロメットの間に配線をいれていけば、
きれいに外に引き出すことができます。
バックカメラ本体の固定の様子。
あまり、左端に設置する訳にもいきませんので、
ここら辺がちょうどいいようです。
うまくバンパー内に収めることができました。
カーナビのメイン配線の作業の様子。
専用ハーネスに付属のハーネスカプラーを接続していき、
バックカメラと、ドライブレコーダーの各種電源も取り出ししていきます。
いよいよ純正パネルの設置です。
今回は加工なく、組み付けることができますでしょうか。
ハザードスイッチを取り外してから、
新しいパネルに組み付けます。
無事、パネルが組み付けることができました。
ここまできたら、あともう少しです。
先に必要なハーネス等を引き出しておいたので、
カーナビ本体の裏側に、それぞれのカプラー等を差し込んでいくのですが、
あれ、USBの差し込み口がないではありませんか!
「げ!、間違った製品を、お客様に指定してしまったのか」 と、
うろたえながら、よくみてみると、
「接続するときのみ はがしてください ipod 」のラベルが…、
ラベルをペロッとめくってみると、そこには差込口が。
最近の製品は実に親切に作られているようです。
無事、USBケーブルも接続できたことですし、
ここらで作動試験を行なうことにします。
確認の結果、一通りの設定作業と作動確認を終えることが出来ました。
ドライブレコーダーの設置の様子。
ドライブレコーダーの設定も出来ています。
純正のオーディオを梱包し、お客様へ返却です。
あわせてカーナビの取り扱い説明書や保証書もまとめて起きます。
納車準備にて、内装パネルのふき取りと車内清掃、外装の洗車を終え、
いつものように、当店のお花部長の完了の承諾を頂き、作業の完了です。
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