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ハリアー ナビ取付

現行モデルのトヨタハリアー(ZSU65)にカーナビとバックカメラの取付にて入庫です。

現在、装着されているカーナビを取り外し、ETCの設置位置の移設も、あわせて承りまったものです。

 

今回は、お客様から純正仕様にしてほしいとの、ご希望を頂き、

各パーツを用意し、純正仕様に仕上げた作業となりました。

 

 

とてもシンプルで、丸みを帯びたボディが印象的な自動車です。

ボディカラーも、黒くてピカピカです。

 

 

今回、取付するカーナビは、パナソニック社製の、CNーRX04WD。

お客様にて、ご用意いただいたものです。

 

 

パナソニック純正のオプションとして、USBの接続コードで、CA-LUB200D。

こちらも、ご用意頂いたもの。

 

 

バックカメラは、オートバックスのPBブランド製品で、AQ-BC1。

あわせて、ご用意頂いたものです。

 

ところで、バックカメラ本体には、すでに専用の取付ステーが装着されています。

(左右に広がっているもの)

 

このステーは、ハリアー専用で、純正位置へ設置する際に必要なパーツですが、

今回は、多少の加工が必要がったために、先に装着したものです。

 

 

こちらが、純正取付位置へ設置するために必要な取付キットで、ハリアー専用タイプ。

アルパイン社製品です。

 

こちらは、当店にて用意したもの。

 

 

ETCの移設に伴い、純正取付位置への変更のご希望を頂いたため、

トヨタ車専用のETC設置ステーを用意したもの。

ヤック社製品です。

 

 

ETCの純正取付位置は、ブローブボックス内、上部にありました。

これから、ここに設置していきます。

 

 

さて、バックカメラの取付に伴い、先に、専用ステーを装着した際の画像です。

 

おそらく、アルパイン専用のステーのため、

それ以外の製品では、そのまま装着ができるのか確認したところ、

やはり、そのままではつけられず、多少の加工が必要でした。

 

 

それでは、取付の開始です。

まずは、セオリーどおりに、バックカメラから取付を始めることにします。

 

 

リアゲートのパネルの取り外しの様子。

 

このような作業の場合、リアゲートを中間の位置に固定して作業をしたい場合がありますが、

そのような時は、写真の中央、赤いフックのような棒状のゲート固定用の道具がありますので、

それを使用しての作業です。 

 

これは、かなり便利なものです。

 

 

リアゲート外側、バックカメラの設置場所の様子。

 

ガーニッシュを取り外さないで、パネルの一部分が取り外せるようになっていました。

これは、楽チンです。

 

 

取り外した、バックカメラ取付面のパネル。

付属の型紙を使用して、設置面を切り落としていきます。

 

 

パネルの穴あけ加工の様子。

細かいところは、ヤスリで、均等に削り落としていきます。

 

 

バックカメラの設置のほうは、メドがつきましたので、

カメラの配線を室内へ引き込むことにします。

 

写真は、リアゲートからゴムジャバラ内を通して、室内側へ引き込んでいる様子。

 

 

リアゲート側の作業の様子。

純正ハーネスに合わせて、バックカメラの配線を固定していきます。

 

 

さて、後方まわりの作業も一段落したので、

カーナビの取付作業にはいることにします。

まずは、現在装着されている、カーナビの取り外しから始めます。

 

ところで、このカーナビ本体の中に、ETCが入っています。

 

 

このように、本体上部にくぼみがあり、ETCの設置面が確保されている製品です。

これは、珍しいですね。

 

このETCも取り外して、純正位置へ移設していきます。

 

 

おやおや、カーナビ本体を取り出していくと、

エレクトロタップがたくさんついていました。

 

これらは、全部取り外して、直接配線していくことにします。

 

 

カーナビの信号線の修正後の様子。

だいぶ、すっきりしましたよね。

 

それでは、後方のステアリングリモコンの配線も修正していくことにします。

配線の接続は、すべて、ハンダにて結線しています。

 

 

取り外したエレクトロタップの様子。

いままで、お疲れ様でした。

 

 

配線の修正したあとは、アンテナフイルムの貼付と、アンテナ線の設置をしていきます。

最近の自動車は、サイドピラー内にも、エアバックの風船が設置されているので、

干渉しないように、配線をひいていかなければなりません。

 

 

カーナビ配線の接続の様子。

完成まで、あともう少しです。

 

 

カーナビ本体の仮付けにて、作動試験を実施、

無事、すべての項目が確認できましたので、

安心して、復元作業にはいることができます。

 

 

バックカメラの設置の様子。

さすが、純正仕様です、きれいにおさまっていますね。

ポイントは、カメラ本体がななめにかくれて固定されていることです。

 

 

ETCの設置の様子。

 

こちらも、さすが純正の取付位置のため、

きれいにおさまっていますね。

 

 

内装パネルを組み付け後、

再度、作動の確認をします。

 

TVの作動確認時、マツコの知らない世界が放送されていました。

あまり、TVは見ないのですが、この番組は面白いですよね。

マニアックな人達がたくさん出てきて、ディープな世界を教えてくれます。

 

 

すべての作業が完了し、外を眺めてみますと、お日様が沈みかけていました。

それにしても、日が長くなりましたよね。

 

時刻は16:00少しまわったところですが、

こんなに空が明るいなんて、

うれしくなってきますね。

 

これなら、がんばりがいがありますね。