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レクサスUX イルミネーション取付

現行モデルのレクサスUX(MZAH15)にイルミネーション関連の取付にて入庫です。

 

夜になると室内が暗いとのご相談を受け、具体的に点灯発光したい場所を伺い、

当店から提案させていただき、作業の運びとなったものです。

 

実はイルミネーション関連の作業は当店の得意とするところであり、

サンプルの確認や、どのにどのように発光させるか、以前より準備していたものです。

 

まだ、ここら辺の作業実績は少ないのですが、

いろんな部分での発光や、色の選択、明るさの強弱等、

ご相談いただければ、当店からご提案させていただきます。

 

 

レクサスUXは小型SUVといった位置付けになりましょうか、

小型のボディながら、威風堂々と見えます。

 

今回イルミネーションとして、発光させる場所は、4箇所。

 

一つ目に、センターダッシュボード側面に光るライン、

2つ目に、インストルメントパネル中央下部の小物置き場、

3つ目に、D席、助手席足元のフットランプ、

4つ目に、ドリンクホルダー部分

 

それぞれにオーダー頂いたもので、

発光色はすべて白色。

 

点灯条件は。明るすぎなく、さりげなく、落ち着いた空間を演出すること。

 

実際のところ、お客様も暗いから明るくしたいと考えても、

具体的な部分はイメージしきれないものです。

 

お客様にいろんな要望を伺い、どのような感性をもっているのか、

話をうかがいながら、当店で見定めながら、提案をしていきます。

 

当店得意な分野での作業のため、ここはひとつ、張り切って作業を進めていきましょうかね。

 

 

 

センターダッシュボード側面に光るライン、

インストルメントパネル中央下部の小物置き場、

 

この部分には、淡い光を演出してくれるファイバーを使用することにします。

 

 

ドリンクホルダーのイルミネーションは、実はお客様からのご指定があり、

その部品を当店にて取寄せたものです。

 

 

追加オーダーとして、ドア内にある、カーテシランプのバルブも交換することになりました。

バルブはお客様にてご用意頂いたものです。

 

 

まずは、ファイバーの点灯試験を行ないます。

両側から専用のLEDをつなげて、発光させてみます。

 

 

くっきりと点灯していますね。

これなら大丈夫そうです。

 

 

2本点灯の様子。

きれいに発光していますよ。

 

ところで、このファイバーの発光色は、他にもいくつかあり、

赤、黄、青、緑、桃、等あります。

 

 

ドリンクホルダー用のイルミネーション、

きれいな出来栄えですね。

 

 

あざやかな発色で、きれいに点灯していますね。

これは楽しみです。

 

 

 

 

さっそく取付の開始です。

まずは、内装まわりの部品取り外しからの作業になりますが、

この自動車、内装を取り外すのは、大変だときいていましたが…

 

 

このようになってしまいました。

かなりの内装部品をとりはずして、ようやく作業場所までたどり着くことができました。

 

 

すでに、センターコンソール側面へ、ファイバーを貼付し、点灯試験を実施します。

これなら、大丈夫そうですので、作業を先に進めます。

 

 

インストルメントパネル中央下部に位置するケース、

この部品の下側にファイバーを設置します。

なるべく、裏側へ設置して、目立たないようにしながらも照度を上げることができればいいのですが。

 

 

ファイバー取付の様子。

新設した配線を、うまく純正ハーネスにあわせて、固定していきます。

 

 

ケースの下側の端ギリギリにファイバーを固定、点灯試験を実施、

十分な照度が確保されそうです。

 

 

次に行なう作業は、ドリンクホルダーの加工です。

 

 

イルミネーション点灯の様子。

きれいに発光しています。

 

 

センターコンソールに貼付するファイバーのスイッチの設置は、D席下のパネルに設置、

取付するスイッチは丸いもので、ちょうどよさそうな場所がありますので、

そこへ取付することにしましょうか。

 

 

スイッチ取付の様子。

うまくおさまりましたね。

 

 

もうひとつ丸穴があるので、そこにはフットランプを埋め込みましょうか。

 

 

こちらもうまくおさまりました。

 

 

リフレクターをつけて、照度を上げるようにしています。

 

 

点灯試験の様子。

実際はもう少し白色なのですが、

画像上では、青色がかって見えてしまうようです。

 

 

こちらは助手席側のパネル。

同じように装着していきます。

 

 

車両にパネルを戻し、点灯した様子。

くっきりと下回りを照らしていますね。

以前より、明るさが増しています。

 

 

センターコンソールサイドのファイバーの点灯の様子。

こちらもくっきりと発色しています。

 

 

助手席側足元と、センターコンソールサイドのファイバー点灯の様子。

十分な照度がありますね。

 

 

センターコンソールサイドファイバー点灯の様子。

 

 

ドリンクホルダー内の発光の様子。

きれいに光っていますね。

 

 

インストルメントパネル中央下部の物入れ部分の点灯の様子。

うっすらと発色しています。

 

お客様には、大変喜んでいただき、イメージどおりに仕上がったようです。

 

改めてやってみるに、自動車内装部分のイルミネーションは、単に電装部品の取付の枠を超え、

感覚や感性が求められる作業であると、実感させられ、簡単にいくものではありませんが、

このような仕事は、なかなか楽しいものがありますね。