カプラーから配線が抜けてしまったとのことで、部品単体での入庫です。
カプラー抜けや断線等の配線修理は、当店でも、すでに多数取り扱っておりますが、
そういった修理実績を見ていただき、遠方は本州より問い合わせ頂いたものです。
実際のところ、電話やメール等でお話をうかがっても、
やはり現物を見てみなければ、修理の可否が分かりません。
場合によっては、修理不可になることをお伝えし、郵送いただいたものです。
いきなりカプラーから配線を抜いてしまった状態での記録ですが、
カプラー上部の赤と黒の配線が、ギボシをカプラーの中に残したまま抜けてしまったものです。
下側のギボシの着いている黒配線2本は、カプラーに残っていたものですが、
修理のために抜いてしまった状態での様子です。
カプラー内に残されたギボシを取り出し、
再使用ができるかどうかを見極めます。
今回はなんとか、再使用ができそうなので、このままギボシを使うことにします。
ギボシを配線につけて、圧着します。
その上に、ハンダを薄く盛って、作業の完了となります。
うまくギボシを圧着できましたので、もとのカプラーに戻していきます。
これで、元の形に戻りました。
カプラー間の配線が、非常に短くて、
なかなか作業がやりにくかったのですが、
そこは、工夫しながらの作業です。
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